ryo-tanの『チラシノウラ』ブログ

日々のしょうもない事が書いてあります

俺 VS 『保険営業』

私が社会人になった頃ですので20年位前
インターネットもそんなに活発ではなかったので
生命保険等の加入は、人のつてか営業でした

最初入社した会社は保険会社が仕事のお得意先で
あった為、会社の食堂に保険の営業が待ち構えていました
新入社員は格好のカモであった為、
率先して食いつかれます
私は中学時代の同級生が保険会社に入ったので
そいつの保険に入るつもりでした
ただ今度会った時位で特に連絡も取らず
保険に入っていない人間でした
同期の新入社員は一人、二人と保険に加入していき
残るは私位しか居なくなりました
保険の営業は私に食いつきにきますが
私は友人の保険を紹介してもらうと断っていました

ある日、昼食を終え、食堂から部署のフロアに戻り
机に伏せて仮眠をとっていました
突然肩をゆすられた為、起きてそちらを向くと
保険の営業とその上司がいました
保険の営業は、今日は私の上司の話を聞いてほしい
と言い出し、勝手に話が始まりました
こちらは寝起きですので、ボーとしていました
その上司は簡潔に言うと、立派な成人社会人は
生命保険に入るのが常識であり
無保険のあなたはどうかしていると
説教に近い演説を始めました
私は寝ている所を起こされた怒りもあり
『はい』『ハイ?』『アン!』
と返事に怒りを隠せなくなっていきました
私の怒りに関係なく演説が終わり、
保険はどうでしょうかと担当の営業が話してきたので
『今日は良い話を聞けました、
目から鱗が落ちた気分です
すぐに保険に入ります、ただし
お前の保険会社以外からな』
と言いました

その後営業活動はなくなりました